ドストエフスキー
1821年生まれ。1881年死亡。
罪と罰 第一巻(Prestuplenie i nakazanie)[中村白葉訳]
岩波文庫 (1928.6.10)・・・(1866)
元大学生のロジオン・ロマーノヴィッチ・ラスコーリニコフ(ロージャ)は、
日々の食料を買うお金もない。
仕方なく、金貸し屋の老婆からお金を借りた。
ところがその帰り道、聞いてしまったのだ。
大学生と士官が「あの老婆は生きている価値なんてない」と言い合っているのを。
そこで、老婆を殺害する計画を立てた。
しかし、それは実現する可能性は低かったのだ。
あんなに偶然に、老婆が一人になる時間を知るという事がなければ・・・
- 第一編
- 老婆から再び金を借りる
- マルメラードフ九等官の娘の話
- 母親からの手紙
- 街で見かけた女の酔っぱらい
- 馬を打ち殺す酔っぱらい
- リザヴェータ・イワーノヴナと商人夫婦の話
- 二人を殺害
- 第二編
- 警察からの呼び出し
- 証拠物件の隠匿
- 4日間の意識不鮮明
- 大学時代の友人(ヴ)ラズーミヒンと、医師ゾシーモフとの会話
罪と罰 第二巻(Prestuplenie i nakazanie)[中村白葉訳]
岩波文庫 (1928.7.25)・・・(1866)
話はどんどん展開。
妹の婚約を破棄し、母・妹を捨てる。
そして警察へと乗り込んでいくが、はたして、
ラスコーリニコフは逃げ切れるのか?それとも???
- 第二編
- 妹の婚約者ピョートル・ペトロヴィッチ・ルーヂン現れる
- 書記長ザミョートフとの対決?
- マルメラードフの死
- 第三編
- 母と妹の到着
- ラズーヒミン、ドゥーネチカが気になる
- 予審判事ポルフィーリィとの出会い&自説展開
- 第四編
- スヴィドゥリガイロフ現れる
- ピョートル・ペトローヴィッチとの対決
- 娼婦ソーニャとの話
- ポルフィーリィ待つ警察へと乗り込む
罪と罰 第三巻(Prestuplenie i nakazanie)[中村白葉訳]
岩波文庫 (1928.10.15)・・・(1866)
変な奴が勝手に自首をして出てくるも、逃げ切れるはずもなく...結局、自ら自首。
- 第四編
- 第五編
- ルージン、レベジャートニコフ、ソーニャと会う
- マルメラードフの追悼式
- ルージンの奸計
- ソーニャへの告白
- ドゥーニャとの短い会話
- カテリーナ・イワーノヴナの発狂、そして死
- 第六編
- ラズーヒミンと会う
- ポルフィーリイとの対決
- スヴィドゥリガイロフと会う
- スヴィドゥリガイロフ対ドゥーニャ
- スヴィドゥリガイロフの最期
- 母、妹、そしてソーニャと会う、そして自首
- 終編
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