畠中恵

1959年、高知県生まれ。 名古屋造形芸術短期大学ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業。


しゃばけ
新潮社 (2001.12.20)

日本橋の廻船問屋兼薬種問屋である長崎屋の若だんな、一太郎は、 身体が弱く、ちょっとしたことで寝込みがちである。 両親は、彼には本当に甘く、大袈裟すぎるほど大切にしている。 堕落してしまっても良い身分なのだが、本人の一太郎は逆に、 出来るだけしっかりしようと思っている。 その一太郎を守るために、昔から仁吉と佐助の二人の手代がいつも 側についていた。 しかもこの手代たちは、普通の人間ではなく、いわゆる妖であり、 そのせいもあって、昔から若だんなのまわりには、様々な妖達があらわれていた。
その二人の目をかいくぐって外出した帰り道、一太郎は死体に遭遇した・・・


ぬしさまへ
新潮社 (2003.5.20)


ねこのばば
新潮社 (2004.7.20)
江戸の通町にある大店、廻船問屋兼薬種問屋長崎屋の若だんな一太郎はもうすぐ十八。 両親は、ひ弱でちょっとしたことから寝込んでしまう一太郎を、甘く甘く育てていた。 若だんながグレなかったのが不思議である。 そんな一太郎の祖母ぎんは、皮衣という大妖であった。 その縁で、一太郎の側には犬神(佐助)と白沢(仁吉)という妖の手代がついていた。


みぃつけた
新潮社 (2006.11.30)

「しゃばけ」シリーズの一太郎と、家鳴たちとの出会いを描いた絵本。 何とか友だちになってもらおうと、かくれ鬼をして遊ぶ小さい頃の若旦那。



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