石川九楊
1945年、福井県生まれ。京都大学法学部卒業。
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書とはどういう芸術か
中公新書 (1994.12.20)
明治十五年、洋画家・小山正太郎と美術政策家・岡倉天心との間で
「書は美術ならず」論争が『東洋学芸雑誌』上で闘わされた。
以来、百十数年を経て、この論争にもピリオドが打たれた。
「書は、筆蝕の芸術である」というのが、筆者の主張。
目次
- 序章 書はどのようなものと考えられて来たか
- 第一章 書は筆蝕の芸術である
- 第二章 書は筆・墨・紙の芸術である
- 第三章 書は言葉の芸術である
- 第四章 書は現在の芸術でありうるだろうか
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