勝間和代
1968年、東京都生まれ。慶応義塾大学商学部卒業。
読書進化論
小学館新書 (2008.10.6)
勝間さんの、本とのつき合いに関して書いたもの。
タイトルにあるような本を「読む」だけでなく、本を「書く」、本を「売る」
という事にまで言及しています。(というか、読書以外の部分の方が多いかも...)
- 序章 成功や自由は、読書で手に入れる
- 第一章 人を進化させる読書がある
- 第二章 進化している「読む」技術
- 第三章 「書く」人も進化する
- 第四章 「売る」仕組みを進化させる
- 終章 これから「読みたい」「書きたい」「売りたい」と思っているみなさんへ
お金は銀行に預けるな
光文社新書 (2007.11.20)
金融に関する知識を持ち、それを使いこなす能力である金融リテラシー。
現在、日本では初等教育(高校まで含む)中にはほとんど学ぶ機会がない。
しかし、これがあるのとないのとでは大違いで、これを身に付けることにより、
長時間労働から解放され、少子化対策にもなる。
この本では、この日本で欠けている金融リテラシーを身につけるためには、
何をどうやっていけば良いのかを具体的に解説している。
- はじめに
- 第1章 金融リテラシーの必要性
金融リテラシーとは/日本の家計における”リスク資産”の割合/ワークライフバランスのために/日本人は本当にリスク回避的なのか?/リスクを取らないのはなぜか?/金融リテラシーの能力とは/金融リテラシーが低い理由/金融リテラシーの基本原則/自分の資産がどんどん減る/お金をコントロールする
- 第2章 金融商品別の視点
分散投資(アセット・アロケーション)を理解する/見かけ上のリスクと本当のリスク/「ためらい」が儲けの源泉
- 金融商品別の視点
- 【定期預金と国債】……円建ての金利商品を比較する
- 【株式】……プロが得して個人が損する
- 【為替】……お金を外国に預ければ儲かるのか
- 【不動産1 住宅】……個人で持つ最も大きな金融商品
- 【不動産2 REIT(不動産投資信託)】……主力の金融商品になる可能性
- 【投資信託】……万人にオススメの金融商品
- 【生命保険】……住宅に次ぐ大きな金融商品
- 【コモディティ(商品)】……21世紀の注目商品
- 【デリバティブ】……先物・オプションの基礎知識
- 第3章 実践
円高と円安、どっちがどっち?/「じゃんけん理論」と「チャート分析」/金融でしっかり儲ける方法の基本5原則
- 金融リテラシーを身につけるための10のステップ
- ステップ1 リスク資産への投資の意思を固める
- ステップ2 リスク資産に投資をする予算とゴールを決める
- ステップ3 証券会社に口座を開く
- ステップ4 インデックス型の投資信託の積み立て投資を始める
- ステップ5 数ヶ月から半年、「ながら勉強」で基礎を固める
- ステップ6 ボーナスが入ったら、アクティブ型の投資信託にチャレンジ
- ステップ7 リスクマネジメントを学ぶ
- ステップ8 リターンが安定したら、投資信託以外の商品にチャレンジ
- ステップ9 応用的な勉強に少しずつチャレンジ
- ステップ10 金融資産構成のリバランスの習慣をつける
- 投資原資の生み出し方
- 第4章 金融を通じた社会責任の遂行
資本主義の二つのほころび/「小さな政府」路線の結果/金融リテラシーがないと、自分の身を守れなくなってきた/社会責任投資の発展/金融の生涯教育に向けて
- おわりに
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