川上弘美

1958年4月1日、東京生まれ。お茶の水女子大学理学部生物学科卒業。


蛇を踏む
文藝春秋 (1996.9.1)


椰子・椰子
小学館 (1998.5.10)

夢日記の発展したもの。 旦那がいて、子供がいて、恋人がいて、それらが動物や鳥や昆虫で・・・


センセイの鞄
平凡社 (2001.6.25)

私大町月子は、高校の国語の先生だった松本春綱先生を、「センセイ」と呼ぶ。 漢字でもひらがなでもなくカタカナである。
高校時代は国語を特に一所懸命に勉強した記憶もないし、センセイの事を 気にかけていたわけでもない。 もうすぐ40になろうと今になってサトルさんのお店で再会し、以来、 付かず離れずの関係を続けている・・・


パレード
平凡社 (2002.5.5)

『センセイの鞄』の続き(?)
センセイが、ツキコさんに昔の話をしてくれと頼んだ。 そこで、小学3年の頃の天狗の話をした・・・


真鶴
文藝春秋 (2006.10.30)

結婚して子どもの百が生まれ、その百が3歳になった頃、 突然失踪してしまった夫の礼。 柳下京は今、百と母親と3人で暮らしている。 そんな百も、中学を卒業して高校生になった。 そんなある日、気がつくと真鶴のホームに降り立っていた。 いつものように、何かついてくるものがある・・・



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