北山猛邦
1979年8月9日生まれ。
『『アリス・ミラー城』殺人事件』
講談社文庫 (2003.5.7)
日本海に浮かび、地元の漁師は誰もよりつかない江利ヵ島。
そこに1967年、樹木の伐採加工業を営む白角がやってきて、樹々を伐採していく
予定だったのだが、突然予定を中止し、アリス・ミラー城という不思議な建物を
建築した。
そこを3年前に手に入れた男性の姪のルディという女性が、7人の探偵を
そのアリス・ミラー城に招待し、1週間生き残った者が、アリス・ミラーを
手に入れることが出来ると宣言した。
遊戯室には、チェスのボードがあり、駒が並べてあったが、通常のゲームでは
決して見られない状態であった。
そして、そこで一人一人と殺されてゆき、それに対応してチェスのボードから
駒が消えていく・・・
戻る