栗本薫
1952年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒。
時の石
角川文庫 (1983.5.25)
- 時の石
「野性時代」1978年11月号
ある日河原で拾った石。。。
それは人によって重さや質感の異なるものであった。
タイムマシンの本当の意味を考えさせられた。
- 黴
「SFアドベンチャー」1980年9月号
生物の大きさによって、時間の進み方(捉え方)は変わってくる。
黴に征服された人間と、人間に征服された地球。
典子は、仲間を見つけられるのだろうか?
そして、生き延びる術を得られるのだろうか?
- BURN(紫の炎)
「野性時代」1980年12月号
ある日目覚めたら、世界が・・・という感じの話は、いろいろあるが、
これもその一つといえばその一つ。
過去の世界へ戻ろうと努力するのではなく、新しい世界に何とか
適応して生きていこうという考え。
それにしても、紫の空・太陽にオレンジの土、コケの緑に覆われた
高速道路やビル群など、やたらと鮮やかな色ばかりの世界だ。
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