中島敦
1909年5月5日、東京生まれ。東京帝国大学卒業。1942年12月5日、死亡。
山月記・李陵
岩波文庫 (1994.7.18)
- 李陵
李陵、司馬遷、蘇武の生き様を、中国・漢の時代の歴史書『漢書』を
元に再編成したもの
- 弟子
中国・春秋時代末期の思想家である孔子の第一弟子であった子路の生き様を、
『論語』や『孔子家語』を元に再構成したもの
- 名人伝
中国・戦国時代にいたとされる弓の名人紀昌の話を、『列子』を元に
再構成したもの
- 山月記
唐の李景亮作とされている「人虎伝」を元に再構成したもの
- 文字禍
文字に関する独自の思考を展開
- 悟浄出世
三蔵法師の弟子の一人、沙悟浄が、三蔵法師に会う前までの流沙河での
苦悩の日々の話
- 悟浄歎異
三蔵法師と共に旅を始めた沙悟浄から見た、孫悟空の様子
- 環礁
南洋庁内務部地方課の国語編修書記としてパラオ島に赴任した際の滞在体験
- 牛人
中国・春秋時代の歴史を記した『春秋左氏伝』の話を元に再構成したもの
- 狼疾記
中島敦自身(三造)の苦悩の様子を書きつづったもの
- 斗南先生
祖父、中島撫山の次男であり、中島敦の伯父である中島端(斗南先生)の
晩年の様子を記したもの
戻る