大崎梢

東京都生まれ。


配達あかずきん
東京創元社 (2006.5.25)

駅ビルの6階にある書店、成風堂。 ここで、コミックと児童書を担当する木下杏子と大学生アルバイトの多絵が、 書店で次々と発生するちょっとしたミステリーを解決していく・・・


晩夏に捧ぐ
東京創元社 (2006.9.29)

駅ビルの六階の書店「成風堂」で働く木下杏子と大学生アルバイトの 西巻多絵のコンビは、書店で発生する様々な謎を解決していく・・・ そんな噂が広まったからか、元同僚で今は田舎のまるう書店で働く有田美保から 助けを求める手紙が舞い込んだ。 まるう書店で幽霊が出るようになったので、是非やって来て解決して欲しい・・・ 杏子はあまり乗り気ではなかったが、多絵に押し切られるようにして 美保の待つまるう書店へと出掛けることになった・・・


サイン会はいかが?
東京創元社 (2007.4.27)

駅ビルの六階の書店「成風堂」では、今日も小さなミステリー。 正書店員の木下杏子のまわりで発生するいろいろな事件を、 大学生アルバイトの西巻多絵が大活躍して解決する・・・


片耳うさぎ
光文社 (2007.8.25)

大崎さんの、初のシリーズ外作品。 突然、とんでもない事態に追い込まれてしまった小学六年生、蔵波奈都。 東京近郊の新興住宅地に住んでいたのだが、父親が友人と共同で 経営していた会社が倒産し、父親の実家へ移り住むことになった。 関東北部の仲上村という小さな村の大富豪であった。 家は古くて大きく、小学生の奈都には威圧感ばかりが感じられる。 そんな生活が始まって一ヶ月ほどした頃、母方の祖母が体調を崩し、 母はその世話をしに出掛けてしまった。 その日のうちに戻ってくると思っていたものが、何と、週末まで戻って 来れないと連絡があった。 あの大きな家で一人で過ごすのは、奈都には辛すぎるのだ・・・


平台がおまちかね
東京創元社 (2008.6.30)

大崎さんの「出版社営業・井辻智紀の業務日誌」シリーズ第一弾。 ハートフル・ミステリー(?)短編集。5編を収録。 大学生の間に2年間アルバイトをしていた明林書房に就職した井辻智紀。 ある理由から、どうしても編集部にはいきたくない、正確には いってしまったら仕事が出来そうにない。 そこで(?)、営業部に配属され、100店舗ほどをまわる日々が始まった。 直属の上司や他社の営業部員とのやりとりにもやっと慣れてきた頃、・・・


夏のくじら
文藝春秋 (2008.8.10)

子どもの頃、長期の休み毎に預けられていた高知の父方の実家。 そこで中学三年の夏、従兄弟の多郎に連れられ、初めてよさこい祭りに参加した篤史。 もう二度と参加することはないと思っていたのに、自分でも 良く分からないうちに何故か高知大学に入学することになり、 再び高知へと戻ってきた。 そして多郎から、今年はスタッフとして参加するように強引に誘われた・・・



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