大崎善生
1957年、北海道札幌市生まれ。
聖の青春
講談社 (2000.2.18)
昭和44年6月15日午後1時15分、広島大学付属病院で生まれた村山聖。
3歳の初夏、はじめてまむしに遭遇した、茶臼山から下山したその日の夜、
激しい高熱に襲われた。
その後、ネフローゼを患いながらも、将棋に生きがいを見いだし、必死に生きていく。
しかし、さらなる試練が彼に襲いかかる。。。進行性膀胱癌。
そして平成10年8月8日、A級に在籍したまま29歳でその生涯を閉じた・・・
パイロットフィッシュ
角川書店 (2001.10.10)
19年前に突然別れたきりだった恋人から夜中に電話があり、次の週末に
会うことになった。
そして同じ週に、これまでずいぶんとお世話になった、仕事の編集長が
亡くなった。
それでも、人は、一度巡りあった人と二度と別れることは出来ない。
なぜなら、人間には記憶という能力があり、そして否が応にも
記憶とともに現在を生きているから・・・
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