レイ・ブラッドベリ
1920年、アメリカイリノイ州生まれ。
火星年代記(The Martian Chronicles)[小笠原豊樹訳]
ハヤカワ文庫 (1976.3.15)・・・ダブルデイ社 (1950.4)
1999年1月、地球を出発した第一火星探検隊は、翌月火星に到着したが、
火星人に射殺された。
以後、第三探検隊まで送り込まれたが、全て火星人に滅ぼされてしまった。
ところが、2001年6月、第四探検隊が火星に到着したとき、地球人の持ちこんだ
水疱瘡によって、火星人は壊滅状態にあった。
ここから、地球人の火星への移住が始まった。
ところが、いろんな人が地球の慣習を持ってやってきて、状況は地球と同様になる。
冒険心の他に、憎しみや悲しみ、寂しさも持ちこまれてきた。
そうこうしているうちに、2005年11月、地球で核戦争が勃発した。
そして、火星に移り住んでいた地球人は、我先に地球へと戻って行った。
2026年4月、最後まで火星に残っていた人類が死に絶えた。
そしてその半年後、戦争で壊滅状態になった地球から、辛うじて逃げ出して来た
一家が、火星に住み付くことを決めた。
彼らは、火星への移住の新たな歴史を作っていくことになった・・・
華氏451度(Fahrenheit 451)[宇野利泰訳]
ハヤカワ文庫 (1975.11.30)・・・Joseph Mugnaini (1953)
通報を受けると現場に急行し、石油をまき散らしてあらゆる物を焼き尽くす。
それが任務の焚書官であり、自分の仕事が愉しかったガイ・モンターグは、
ある夜の帰り道、風変わりな少女クラリス・マックルランに出会って、
疑問を持ち始めた・・・
- 第一部 炉床と火トカゲ
- 第二部 ふるいと砂
- 第三部 火はあかるく燃えて
- ブラッドベリ・ノート<福島正実>
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