米原万里
1950年、東京都生まれ。1959〜1964年、プラハのソビエト学校で学ぶ。
東京外国語大学ロシア語学科卒業、東京大学大学院露語露文学修士課程修了。
2006年、死亡。
オリガ・モリソヴナの反語法
集英社 (2002.10.10)
1960年代前半、プラハのソビエト学校に通っていた私、弘世志摩は、そこで
舞踏の先生であるオリガ・モリソヴナに出会う。
彼女がベタ褒めに褒め出したら要注意。それは大きな雷の落ちる前ぶれ。
オリガ・モリソヴナの反語法として有名だった。
日本に戻って生活し、ダンサーになる夢を諦め暮らしていた志摩は、
ソ連の社会主義崩壊を経て自由主義になりつつあるロシアを訪れる。
そして、不思議に思っていたオリガ・モリソヴナの事を調べ始めた・・・
マイナス50℃の世界
清流出版 (2007.1.18?)
1984年年末から1985年年始まで、約2ヵ月間のTBSの取材陣に通訳として同行し、
ソ連のシベリアに滞在した体験を元に書いた記録。
毎日小学生新聞に連載された部分もあり、子供でも分かるように詳しく
丁寧に書かれている。
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